保健室の読み物

保健室の読み物

資料要約、学校保健各種まとめ

MENU

送る言葉

 f:id:zabtooon:20210301142543p:plain

 

 

卒業式のシーズンですね。

 

今年卒業される生徒の皆さん、卒業、おめでとうございます。

コロナもあって、今回私の配置は検温・再検温ブースですが、皆さんが元気という確認のため、喜んで検温をしたいと思います。

 

式は長いですね。

途中抜けてしまっても構いません。貧血でぶっ倒れられるより、先生はとてもとても嬉しいです。

 

 

本題

 

卒業式、という事で、先生はというと、アルバムのページに一言書いたり、お手紙を書いたり、文集の寄稿をしたり、何かといい言葉を書かなきゃならない季節でもあります。

 

文字通り、送る/贈る言葉を書くのですが、正直私は新任の頃からあんまり得意な方ではないので、毎年どうしようかどうしようか、ひたすら言葉を繋げては切って、読み直しては書き直して、思いは伝わるか考えて、また繋げてと繰り返しています。

 

※今は少し、ちょっと適当で飾らないぐらいの私らしい言葉で伝えられたらいいなと思い、すらすら書いてみたりもします。年の功、年の功。

 

まあ、なぜ苦手かと言いますと、送る言葉って、その子と私の、今までの関係性全てを表す最後の言葉だと思ってしまうんです。

 

思う事は省略しますが、ついつい私は送る言葉に言霊レベルの想いをモリモリ込めてしまい、上手く筆が進まなくなってしまうのです。

 

重い想いですね。

伝わらないぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 

 

新任の頃、この送る言葉に結論が出せず、モリモリ言霊を込めていた頃、同期で養護教諭の友人が、子どもたちには出会いを大切にしてほしいって事を伝えたい!と、熱く語っていた事がありました。

 

そりゃその通りで、何とも素晴らしい事で、その言葉をもらって嬉しい子なんていっぱいいるのに、どうしてか私の心からはふっと出てこない。※出てこないけど適当に書く時もあるけど。

 

 

最後の送る言葉こそ、その子に寄り添ったものであってほしい。

 

 

たまにふざけてハマってる漫画のセリフをそのまま書くこともある。卒業アルバムのフリースペースにでかでかと似顔絵を描く事もある。過去のしょうもないエピソードでウケを狙う事もある。

楽しかった思い出が増えればいいし、辛いことがあっても吹っ飛べばいいなーと思ってる。

 

 

 元気で。

 

 

 

まあ色々言い訳を並べてしまいましたが、言葉を送るのは先生として、最後の、とても、とても大切な仕事だと思っています。

 

不格好ながら、必死に言葉を紡ぐ。

 

送る言葉が、その子の支えになるように。

 

今までもこれからも、ずっと応援しているという想いが数十文字にこもるように。

 

 

 

 

卒業おめでとう。

  

 

 

 

 

「 〇○○○○○○○○○○。」

 

 

 

 

 今週のお題「〇〇からの卒業」